平成28年5月~7月にかけて御本尊様の光背壁画の剥落止めの修理と御本体の小修理及び内部調査、平成29年10月~31年3月にかけては脇侍の不動明王像・愛染明王像が造立開眼以来223年で初めての修理及び調査が行われました。御本尊さまの胎内からは胎内仏が発見され、また不動明王像・愛染明王像に関しても胎内より仏像が納められた塔が発見されるなど新たな発見がありました。
今回の一連の修復作業及び調査無魔完了、及び西国三十三所草創1300年を記念して4月からの本堂内陣一般参拝再開に合わせ特別拝観を行うこととなりました。
○本堂内々陣御扉特別開扉
平成31年4月1日(月)~6月30日(日)
拝観時間 9:00~16:00 拝観無料(別途入山料)
普段は非公開の本堂内々陣の御扉を特別に開扉し、より間近から拝観していただけます。また、内々陣には御本尊様のお姿が刻まれた『結縁如意宝珠』をおまつりし触れていただく事で観音様とご縁を結んでいただけます。
○本尊脇侍不動明王像・愛染明王像特別拝観
平成31年4月1日(月)~6月2日(日)
拝観時間 9:00~16:00 拝観無料(別途入山料)
造立開眼されて以来、本堂上部の脇内陣に安置されている御本尊脇侍の不動明王像と愛染明王像が223年で初めての修理からお戻りになるのを記念して、初めて内陣にお降りになられ間近で拝観していただけます。
御本尊胎内仏 及び 脇侍不動明王像・愛染明王像の胎内納入物は、そのままそれぞれの胎内にお納めしている状態ですので直接見ることはできません。